Kodak Retina Ⅰa type015
距離目測 35mmカメラ
レンズ Retina-Xenar 2.8/50
絞り 2.8 4 5.6 8 11 16
シャッター SYNCHRO-COMPUR
B 1 2 5 10 25 50 100 250 500
ドイツ・コダックの前身ナーゲル社は、1928年、Dr. August Nagel により、シュツットガルトに設立され、その高度な技術力に着目してアメリカのコダックが買収しました。1934年、初代レチナ(KODAK社内番号 Type117)が発売され、レチナから始まる一連のレチナシリーズは、コダック型パトローネ入り35mmフィルム(今の普通のフィルムのことです)の販売促進に貢献したそうです。
レンズはいろいろなものが付いています。Schneider Kreuznach Xenon F2/50mm、Rodenstock Heligon F2/50mm、Kodak Ektar F2/50mmなど。希少価値もあってmade in USAですがEktar付きなどは比較的高価です。
写真は距離計ナシのⅠaですが、距離計連動のⅡaともに同じ時期1951-54年に作られています。このあとKodak retinaはⅢ型、reflexと続きますが、蛇腹カメラとしてはこのⅠ型・Ⅱ型が、機能の点でもサイズの点でも世界中で最高峰だと思います。
試写例