AUTO YASHINON ZOOM 1:4.5 F=75mm~230mm
巨大なレンズです。最小時の長さは253mm、フードをつけた最大時293mm。重さはなんと1350g。YASHINONというとすぐ富岡光学を連想しますが、このレンズが富岡製かどうかは分かりません。比較のために、一緒に並べたINDUSTAR-50-2 50/3.5は、クラカメハ所有のM42レンズでは最も薄い27mmです。
(ヤフオクで4648円)
75mm
230mm
TEFNON H/D-MC ZOOM 1:5.6 f=75~300mm MACRO (Kマウント)
こちらはマニュアル・ズームとしては普通の長さです。長さ176mm、740g。
現代のAFズームと比較するとやはり長いです。ちなみに同じ75~300mm TAMRONのAFズームだと132mm、530gです。
TEFNONレンズは小堀製作所の直販。この会社の広角28mmレンズが日本で一番安くて、コストパフォーマンスの点で評判だったようです。
(ヤフオクで3228円)
75mm
300mm
HOYA HMC ZOOM & MACRO 75~205mm 1:4
長さ145mm、重さ710g。HOYAの眼鏡レンズならありふれていますが、カメラ用のレンズはほとんど見かけません。主に英米向けだったようです。今のHOYAはデジカメ向けの光学レンズを作っているようで、銀塩カメラ用のズーム・レンズの技術があったから出来る技なのでしょう。
(eBayで5804円)
75mm
205mm
以上、単焦点レンズほどは、この3種のズームレンズにはさほど特徴的な違いは感じられませんでしたが、HOYAの75mmを見ると、きめ細かさと明るさでHOYAが一番すぐれているのかなという感じです。それと205mm、230mm、300mmの違いもなるほどこんなものかなという印象でした。総合的にHOYA>YASHINON>TEFNONでしょうか。シャッター速度は同じでしたから、この評価はレンズの明るさによるものと思われます。もちろんすべて開放で撮っています。