Pentax K100D & 手作りレンズⅡ(80mm相当)
Pentax K100D & 手作りレンズⅡ(80mm相当)
寝しずまる闇に乳児の雛遊び 銅鑼
ずっと昔に読んだレイ・ブラッドベリの小説に、嬰児が大人に殺意をいだくというような内容のものがあったと記憶していますが、となると、この俳句の光景もあり得ないとはかぎりませんね(笑)。
実はこの手作りレンズは、鏡胴の内部反射のためか明るいところではハレーションが出てしまうので、このように殊更暗い対象を試写したという次第です。
元は100円の虫メガネ(径30mm)(右)。コダックのフィルム容器(左)の内部が黒かったので、筒状にしてまわりにフェルトを張って虫メガネを接着。その前面にシボリの画用紙。それを固定するためのフタ(エバラ焼き肉のタレのフタがちょうどいいサイズでした)(下)。
あとはLマウント用の接写リング(写真。「A」「C」の文字が見えます)にはめ込むだけです。接写リングを使うのは遮光に最適なためです。
デジイチにセットしたところです。ほかのズームレンズと比較してみると80mmの中望遠相当でした。