露出計付きレンジファインダーカメラ
レンズ BIOKOR 1:2.8 F=45mm
絞り 2.8 4 5.6 8 11 16
シャッター COPAL-SV
シャッター速度 B 1 2 4 8 15 30 60 125 250 500
1960年製。レンズの番号は25***と5桁ですが、カメラ本体の番号はS****と4桁になっています。「S」の意味は不明です。
カメラ前面にBeautyの金属プレートが張ってあり、軍艦部に「Beaumat」、底には「BEAUTY CAMERA CO.,LTD./MADE IN JAPAN」 と掘られています。
レンズの左側の異様な瘤状のものは露出計です。なぜか本体ではなくレンズ鏡胴からのアームに固定されています。真上から見ると針が見えます。レンズの周りにある受光部は、セレン露出計は普通はガラス製の円形の受光部が蜂の巣状に並んでいるのですが、このカメラではプラスティック製で台形になっています。
ASA、シャッター速度、MX、絞り、距離メーター(ft・m表示)…前からこの順に、すべて鏡胴にあります。
¥16,700 (1960年11月 日本カメラによる)
右は「Beauty Super Ⅱ F2」と「Beaumat」です。サイズ、形状ともほとんど同じですから、この2機種は初代の「Beauty Super 35」の後継機ということが分かります。
同時期に生産された「LightOmatic Ⅲ」、「LIGHTOMATIC Ⅱ」、「Super L」の3機種とは別の系列です。